少女マンガ的社内恋愛
「分かってたよ、そんな事したって何にもならない、嫌われるだけだって。なのに生意気な態度をやめられなくて、負の連鎖。オレがどうしたらいいのかあの頃ずっと悩んでたの、お前知ってるか?」


「悩んでた…んですか?常務が?」


「まあな。高稲4代目社長第一候補としてそれなりに教育受けてたのに、お前の事となると自分の気持ちがコントロール出来ない。それ位……好きだった」


不意に愛しさを宿した瞳で見つめられ、頬が熱を持った。


高稲家の事を忘れてしまう程この人が嫌だったのは、事実だ。私だってそれ位嫌な気持ちにさせられていたんじゃないか。
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