少女マンガ的社内恋愛
「確かに高稲常務は顔整ってるし、高稲グループの息子っていう地位もあるよ?だけどそんなんで昔の事全部水に流せる程、私の傷は浅くないのっ!!」


「まぁ…澄鳴の気持ちも分かるけどさぁ……昔の常務って、好きな子程イジメちゃうタイプだったのね」


「大体私“好きだ”とは言われたけど、“つき合って”とは言われてないし!!もうあんなヤツの事は忘れて、今日は飲みまくってやるーーー!!」


思いっきりジョッキを傾けてアルコールを体内に一気に流し込むと、一瞬目の前がクラッと揺れた。


それでも脳内に浮かぶ真剣な常務の姿は、消えてなくならない。
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