少女マンガ的社内恋愛
“遠慮なく”って言ってるのに黒い笑顔で威圧·牽制して来る小笠原に押し切られ、澄鳴を自宅に連れて行ったオレ。


『んっ……』


『………地獄だ』


自分のベッドに寝かせた澄鳴にドキドキしまくって、結局オレはリビングのソファーで寝たのだった。


無防備に半開きの唇、クリップを外したせいでサラサラ動く髪、漏れ出る吐息。


あの光景を目の前に危うくオオカミになりかけた事は、進兄ちゃんには絶対言えねぇ!!


「なぁ……幸作って今、澄鳴に告白してアタック中なんだって?」


「ブッ…!なんでそんな事知ってるんだよ、進兄ちゃんっ!!」
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