少女マンガ的社内恋愛
そこまで言ってニヤニヤ笑ってこちらを見た進兄ちゃんの姿は、オレの中学からの友達のアイツに似ている。


「常務から告白されたって、澄鳴モジモジしながら認めたよ。で、アタックされてる事も教えて貰った。幸作お前ようやく言えたんだなぁ。澄鳴に“好き”って」


ケラケラ楽しそうな進兄ちゃんに、アルコールじゃなくて羞恥心で頬が赤くなるのが分かった。


進兄ちゃんには小さい頃、何度か澄鳴が好きなのかと聞かれた事がある。


オレはその度に必死に否定していたが、やっぱりバレていたのか……


「悪いかよ…でもどうしても忘れられなかったんだよ」
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