少女マンガ的社内恋愛
掻き回される心
「ではまた今度…ハイ…ありがとうございました」
深々と下げていた頭を上げて、赤や黄色の落ち葉に彩られた歩道を歩く。
「やった………契約取れちゃった……」
ギュッと胸元で握りしめたバッグには、さっき新しく交わしたばかりの契約書が入っていた。
私の恋心が常務の所にあると自覚してから、2日後。
なんだかよく分からないが、ここのところ私は調子が良かったりする。
まとめなきゃいけない書類をテキパキパソコンに打てたり、今みたいに新しい顧客をゲット出来たり。
いい事が続いて、何か起こるんじゃないかと心配になる位だった。
深々と下げていた頭を上げて、赤や黄色の落ち葉に彩られた歩道を歩く。
「やった………契約取れちゃった……」
ギュッと胸元で握りしめたバッグには、さっき新しく交わしたばかりの契約書が入っていた。
私の恋心が常務の所にあると自覚してから、2日後。
なんだかよく分からないが、ここのところ私は調子が良かったりする。
まとめなきゃいけない書類をテキパキパソコンに打てたり、今みたいに新しい顧客をゲット出来たり。
いい事が続いて、何か起こるんじゃないかと心配になる位だった。