少女マンガ的社内恋愛
今ここで私の存在に気づかれたら、私本気でどうしたらいいか分からない。


堪らずずっと広げたままだったメニューを、鼻先が触れる位に近づけた。


他の人から見たら怪しさ全開なんだろうけど、今はこれしかいい解決法が思いつかない。


「だったら……」


「そう………」


気づかれたらどうしようという私の焦りを知らない2人は、真っ直ぐレジへ。


店員さんに会計をして貰うと、普通にパーチェを出て行ってしまった。


「ハァ………」


メニューから顔を離し、重いため息をついた。


美味しいご飯を食べて、明日からももっと仕事頑張ろう。
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