少女マンガ的社内恋愛
どうやら常務は私が何を言いたいのかは理解してくれたみたいだが、本当の事を話す気は全く無いらしい。


ホワホワハテナを浮かべてしらばっくれる彼に、私の心の中の矢印は悲しみから一気に怒りに変わる。


「私今日、パーチェに行ったんです!そしたら常務がいたから話しかけようとしたら、常務女性といらっしゃったじゃないですか!もうあの人が本命なんでしょうっ!?」


ふざけるなという感情をこれでもかと詰め込み、常務に向かって叫ぶ。


常務の呆気にとられた顔が、余計に私の頭に血を昇らせた。


「だから私出て行くんです!!離して下さいってば!」
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