少女マンガ的社内恋愛
咄嗟に拒否の言葉を発してしまうと、常務が嬉しそうと楽しそうが入り混じった笑顔を浮かべる。


「そうかそうかぁ。そんなにオレが他の女と一緒にいるのが嫌なのかぁ」


「だ、だから違…んっ……」


唐突に片手で後頭部を引き寄せられてから唇を重ねられ、声が出せなくなった。


一度重なった唇は啄む様な動きを繰り返した後、私の唇を吸ったり軽く噛んだり。


「あっ…んっ……」


動物園に行った日以来の刺激に、信じられない位の甘ったるい声を出してしまった。


「いいから……いい加減認めてくれ、澄鳴………もうオレ、待ちきれないんだよ……」
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