少女マンガ的社内恋愛
いつもなら客や店員で賑わってるパーチェだが、今はたった4人しかいない。


「幸作、コーヒー」


「サンキュー」


いつものウェイター姿じゃなくて私服姿の登暉と、澄鳴の隣に座ってコーヒーを受け取るオレ。


そして…澄鳴の目の前に座り、さっきからずっとニコニコ笑ってる女性。


「お前、いつまで笑ってるんだよ」


「えーーー?笑ってなんかないよーーー?ねぇ、お兄ちゃん?」


“お兄ちゃん”というワードを聞いた瞬間、澄鳴が反応したのが分かった。


オレ達以外に人がいない理由は、もう閉店時間を過ぎてるのに使わせて貰っているから。
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