少女マンガ的社内恋愛
午前中資料室で高稲常務があの鬼ネコと同一人物だと知った私は、猛ダッシュで逃亡してしまい……羽雪の資料を落としたまま忘れて、部長に叱られてしまった。


午後もミスをチョビチョビ起こし、燐に心配される始末。


そして終業後まだ記憶が曖昧な所があったから両親に話を聞いて、記憶を埋め合わせようと考えたのだが――――…生憎父は明日の夜まで留守らしい。


だけどお兄ちゃんがいてくれたので、良しとしよう。


「その高稲さんってさ、いつうちの近所に越して来たっけ……?」


「えーー?確か進一朗が小学校に上がった年だったから、澄鳴は3歳ね」
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