少女マンガ的社内恋愛
「いやぁ、あの高稲常務の裏の顔を見られるだなんて、澄鳴は幸せ者だわねぇ。相変わらず仲良しなご様子で」


「仲良し!?どこが!?一方的にバカにされてるだけだよ!?」


「フフフ。常務の素顔、私も見てみたいわ」


魔女は最後に屈託なく微笑むと、目の前のパソコンに向き直った。


「―――見せてあげたいわよ、私だって…」


だけど常務は私以外の社員の前では、ずっと爽やかなのだ。


皆に対しては笑顔を絶やさず、紳士的でしっかりしていて、営業部に挨拶に来た時と全く変わらない超好印象男性なのに――――…私にだけあんな風にイジワル上等。
< 64 / 383 >

この作品をシェア

pagetop