まじめっ娘とイケメンくんの恋
「あの時 謙太さんが
『お前のことを好きだから
抱いたと思ってんのか?』って
キツいこと言ったよね?
だから絶対コクるのは辞めようと
思ったんだ」
「オレはてっきり
お前とヤツがうまく行ってると
思ってたから・・・」
「あ・・・夕陽さんは?」
「嘘ついてごめん
あいつとは復縁してない」
「夕陽が居るから会わないとか・・・」
「だからっ!わざとだよ!
それぐらい分かれよ!」
いきなり声を上げる謙太さん。
「そんな怒んないでよ
そー言えば あたしね
誕生日にプレゼントを買ってたんだ
だけど夕陽さんと被ってて渡せなかった」
「夕陽とかぶった?
あっ!!!彩子がこれあげるわ!って
持ってきたけど?ブルガリ?」
「そう」
「あいつ いかにも自分からみたいに
言ってたのに!
しかも もらって嬉しいものあげるわ
ってさ」
「どうあれ 謙太さんに届いてるなら
良かった」
「良くねーよ!全くあいつは!!!」
「開けてないでしょ?」
「うん置いてる」
「開けてたらえっ???って
なってたと思うよ
メッセージ入れてたから」
「えっ?」
「買ってレジで包装を頼んだ時に
お店のお姉さんに頼んで
好きってボトルの底にこっそり
書いてたからそれ見たら
えっ?彩子さんが好きって言ってる?
なんて複雑になるくない?
でも元春さんに上げるって言うから
それはそれで
まぁいいかと思ってたけど」
「アホかお前」
「アホ?なんでよぉ!
気持ちを堂々と言えないから
こっそりしただけ
それがいけない?」
「開き直るな!」
「そこで怒るかな?」
「怒ってねーよ
こんな口調なの!」