龍瞳ーその瞳に映るもの
反対の者はいない。
だとすれば、
今からこの女を女と呼ぶ事はない。

小川南乃花、ありそうでない名前の
持ち主が脈々と受け継がれてきた
龍の瞳に灯をともす。

「でも、それってどーなんの?」

トシが疑問を口にする。

「ナノハさんはどうするの?」

言いたい事はわかる。
今まで龍瞳の一員じゃない人間と
共に動いた事はない。

龍瞳には入れない女、いやナノハは
何をするのか、俺たちはどう接すれば
いいのか迷うところだ。
< 117 / 306 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop