龍瞳ーその瞳に映るもの
出雲が声にしたかった事。

ちぐはぐな二人の背中を見送る
誰もが感じた安心感。

裏の闇組織を束ねるアズが安らげる
場所ができた。

小さくて儚げで風が吹けば飛んでいきそうな
つかみどころのないナノハと
大きくて強くてどんな逆風もものともしない
アズの二人。

安心感の中に一抹の不安は
アズへの信頼とナノハへの希望で
帳消しにした。

いつ捕まってもいついなくなっても
いつ死んでもおかしくない世界。

がらにもなく笑みが零れる。

しあわせになれよ、と。
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