龍瞳ーその瞳に映るもの
side ナノハ

帰り道、相変わらずの無言の車内。

「店長と市原さん、どうなったの」

とりあえず首にはならなかった私の
心配事はそれしかない。

「店長のままだ」

「あの人達は?」

「もう2度とこねーよ」

「そっか」

だったらよかった。

「アズって人助けしてるみたいだね」

それには何の答えもない。

だって、
学祭の時も盗撮魔を捕まえた。
今回だってスーパーを救った。
そして、あの日私を助けてくれた。
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