龍瞳ーその瞳に映るもの
こんな風に思う私はおかしいのかもしれない。

アズに拾われたホテルであった事件。
無残な殺され方をしていたと聞いた。

「飯食っていくか」

「うん」

そんな事よりアズの数少ない言葉に
胸がザワザワと騒ぐ。

雇い主はアズで
私はそのアズに一生飼い殺しにされる。

それでもいいや。ううん、それがいい。

お肉を頬張る私を呆れたように見るアズ。

少しだけアズにまた近づいた気がした。
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