龍瞳ーその瞳に映るもの
「わからせてやる」

そう言ったアズは私をその場に押し倒し
意味深な笑みを浮かべる。

後悔したはずなのに、
もう2度とアズに触れまいと思ったはずなのに私は簡単にアズを受け入れてしまう。

終わった時、せっかく近づいた距離が
遠く離れてしまってもこの時間を失いたくないと思う気持ちには勝てない。

羞恥心なんて剥がされた服と共に
私から消えてしまう。

アズの一挙一動に私は動く。
抑えらない気持ちが唇から溢れる。
唇は塞がれたままその声にならない
声だけを唯一吐き出すことを許すアズは
私の全てを征服していく。

高みにいくのはあっと言う間で
苦しくて切なくて愛しさが混じる。

お願い…
その先をとアズの背中に手をまわす。
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