龍瞳ーその瞳に映るもの
そんな中、舞い込んできた新たな依頼。

とある大企業の御曹司が覚せい剤密売組織と
繋がっているというもの。
その組織は俺たちがずっと目をつけていた
日吉会の裏会社。

覚せい剤だけではあきたらず
臓器販売、人身売買、保険金目当ての殺人。
言い出せばキリがないほどの悪行が並ぶ。

ホワイトボードに貼らた顔写真。
見るからに苦労しらずのお坊ちゃんが
高級車を前に手を挙げ笑顔を見せていた。

一見、爽やかに見えるが
裏を見てきた俺たちから見れば
それは不気味なほどの作り物で
親の庇護の元悪事を働いているのは一目瞭然。

「さて、どうする」

進行役はやはりトシで、
みんな渡された資料に目を落としながら
それぞれ考えあぐねていた。
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