龍瞳ーその瞳に映るもの
「私…この人知ってる」

沈黙の中、買い物から帰ってきたナノハが写真を指差しそう言った。

龍瞳の一員ではないと言いつつも
アズと行動を共にするナノハは
こうやって会議の席にも顔を出す。

任務はないけれど、
買い出しや食事の用意をやってくれる。

「知り合いなのか?」

サクヤに聞かれ微妙に首を縦に振った。

「知り合いって言うか…」

珍しく言葉を濁すナノハ。

「美緒ちゃんの友達の1人」

そう言って少しだけ寂しげに俯いた。
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