龍瞳ーその瞳に映るもの
アズの世界が狭いと言うなら
私の世界なんて井戸の中程度だ。

「身を守る為に身を隠すお前にそんな事はさせたくないと思ってる。だがそうしなければお前を守れいなのも事実だ」

そんな弱気な声のアズは初めてで
切なくなる。
かまわないんだ、そんな事。
世界なんていらない。
私にはアズがいればそれが世界。

人の感情を感じる事に敏感で
負の感情に触れたくないと
ずっと人との距離をおいてきた。
誰かが必要ではなかった。

「アズがいればいい」

世界が滅びて誰1人いなくなっても
アズがいればそれでいい。
< 188 / 306 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop