龍瞳ーその瞳に映るもの
「あんたさ、男いたじゃん」

ナノハは男の話になると反応がなくなる。

「それなりの男だったんでしょ」

捨てらて傷ついてるんだと思う。
だからその傷口をグリグリと
広げてやるのがたまらなく爽快。

「顔だけの男なんて捨てるほどいるもんね」

一緒にいた男がイケメンだと聞いた時は
狂いそうなほどムカついたけど
今は全然平気。

「美緒ね運命の人に出会ったの」

誰の彼氏よりはるか上をいく彼。
優越感をくずぐる極上の男。

「顔だけの男じゃなくてね、美緒の事そりゃもう大切にしてくれるの。
体目当てでもないのよ」

ヤルだけヤラれて捨てられた
あんたとは格が違うの。
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