龍瞳ーその瞳に映るもの
「あの」

ここまでついてきておいて何だけど
聞いておきたい事がある。

「あ」

「私、殺されませんよね?」

「あ?」

「私を殺したりしませんよね?」

神についてきたのは、
迫られた状況の中で一番生き延びる
可能性がある選択だったから。

「お前次第だ」

挑発的な眼差しを投げつけられた。

私次第ならば絶対に生き延びてやる。
私は死ぬわけにはいかないんだ。
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