龍瞳ーその瞳に映るもの
高級ホテルのスイートで
思うままに快感に溺れれば
イヤな事なんか忘れられる。

吐き捨てたい屈辱を振り払うように
美緒は上下運動を繰り返す。

「美緒は一番なんだから!」

イクヤを見下ろせば恍惚の表情を浮かべ
何度もそうだと頷いた。

木っ端微塵に砕かれた美緒の自信を
取り戻す為に快感に溺れる。

あんな男くらいいくらでもいる。
イクヤだって悪くない。
美緒が言えばこいやってスイートを
取ってくれる。
高級車で駆けつけてくれる。

あんな男いなくても
美緒はお姫様になれるんだ。
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