龍瞳ーその瞳に映るもの
「私はアズが好き。アズしかいない。
アズがいなくなったら私には何もない。
でもね、ここを離れてわかったの。
みんなの事も大好きだって。
早くみんなに会いたくて仕方なかった。
私の居場所は龍瞳なんだって気づいた」

大胆な告白もこんなストレートに
聞かされると嫌味がなくて
それにみんなも好きだとか言われたら
変な意味じゃないのわかってるけど
照れくさい。

「私は力不足だってわかってる。
だからお茶汲みでも掃除係でも何でもいい。龍瞳の一員になりたいの」

いまだかつて龍瞳におしかけで入ってきたやつは一人もいない。

「お願い、アズ」

力押しにもほどがあるが
アズがどう思おうとここにいる全員が
同じ意見なのは顔を見ればわかる。
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