龍瞳ーその瞳に映るもの
「迎えが来た、行くぞ」

アズの携帯が一度鳴ったのが合図なのか
すぐに切れた呼び出し音のあと
やっと口を開いた。

「はーい」

用意された盗聴器が外れてないか
確認して鞄を持った。

「意識し過ぎ」

「へ?」

「盗聴器、気にし過ぎ」

「あぁ、はい」

校章のマークにはめ込まれた盗聴器は
盗聴するものだからバレちゃいけない。

と、言っても何を盗聴するのかは
教えられていないんだけども…
< 60 / 306 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop