龍瞳ーその瞳に映るもの
side ナノハ

「何人いるの?」

三葉さんって人が帰ったあとアズに聞いた。

アズの友達?仲間はみんな個性的で
年齢もバラバラで類は類を呼ぶという
言葉があてはまらない。

「サクヤさんやさっきいた三葉さんみたいな
人があと何人いるの?」

「数えたことねーから知らねーな」

「ふーん」

アズらしくて納得できた。

「アズ晩ご飯は何食べたい?」

私は親子丼を食べたからお腹がすいてなくて
食べたいものが思いつかない。

まだ勝手に一人で外に出歩けないから
昌枝さんって人が買い物をすませて
持ってきてくれる。

40くらいの私のお母さん世代の昌枝さんは
どこにでもいる主婦に見えて
何でアズと知り合いなんだろうと
不思議に思っている。

さっきの件でアズの仕事は
普通じゃない事はわかった。

三葉さんの他にも怖そうな人が二人いて
あの男を連れて行った。

普通じゃないし、普通じゃないどころか
きっとヤバいやつだと思う。
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