イジワル御曹司のギャップに参ってます!
幾千もの星と、七色に輝く光のベール。
無限とも思える宇宙空間に、私と流星の二人だけ。
それはとても美しく、穏やかで、幻想的な空間。
静寂の中に浮かび上がった、日常を忘れさせる至上の光景。
思わず、作り物であることを忘れてしまっていた。
それくらい、目の間に広がるこの景色はリアリティを帯びていて、絶対的だった。
まるで脳の奥底を支配されたかのように、虜になる。
感動――してしまったのだろうか。なんだか目頭が熱くなってきてしまった。
美しい景色に泣かされるなんて、初めてだったかもしれない。
ましてや、ただのテーマパークのアトラクションなのに――
でもそれを忘れさせるほど、本当に美しい景色が広がっていて、言い訳できないほどに見とれていた。
目まぐるしい光のジェットコースターから解放された安堵感もあり、心が考えることを忘れて、酷くぼんやりとする。
思わず流星と目があったら、どうやら彼も同じような感覚に陥っていたようで、なんだか少し惚けた顔をしていた。
「……綺麗だ」
流星がわずかな声で囁いた。
この星空のことを言っているのだろう。それなのに私の顔を見て言うものだから、なんだか変な感じがする。
「うん。綺麗だね」
私が素直に頷くと、違うよ、と言って彼が瞳を細くした。
私から視線をそらさずに、恍惚の表情で囁く。
「あなたが」
流星が私の首筋に手を添えて、上に押し上げた。
目の前にいる流星と、私の距離がゼロになる。
柔らかく、温かく、優しい感触が、唇に触れた。
無限とも思える宇宙空間に、私と流星の二人だけ。
それはとても美しく、穏やかで、幻想的な空間。
静寂の中に浮かび上がった、日常を忘れさせる至上の光景。
思わず、作り物であることを忘れてしまっていた。
それくらい、目の間に広がるこの景色はリアリティを帯びていて、絶対的だった。
まるで脳の奥底を支配されたかのように、虜になる。
感動――してしまったのだろうか。なんだか目頭が熱くなってきてしまった。
美しい景色に泣かされるなんて、初めてだったかもしれない。
ましてや、ただのテーマパークのアトラクションなのに――
でもそれを忘れさせるほど、本当に美しい景色が広がっていて、言い訳できないほどに見とれていた。
目まぐるしい光のジェットコースターから解放された安堵感もあり、心が考えることを忘れて、酷くぼんやりとする。
思わず流星と目があったら、どうやら彼も同じような感覚に陥っていたようで、なんだか少し惚けた顔をしていた。
「……綺麗だ」
流星がわずかな声で囁いた。
この星空のことを言っているのだろう。それなのに私の顔を見て言うものだから、なんだか変な感じがする。
「うん。綺麗だね」
私が素直に頷くと、違うよ、と言って彼が瞳を細くした。
私から視線をそらさずに、恍惚の表情で囁く。
「あなたが」
流星が私の首筋に手を添えて、上に押し上げた。
目の前にいる流星と、私の距離がゼロになる。
柔らかく、温かく、優しい感触が、唇に触れた。