イジワル御曹司のギャップに参ってます!
「――朱石先輩、大丈夫ですか?」
市ヶ谷くんの手がパタパタと視界で揺れて、私は自分がぼんやりと黙り込んでいたことに気が付いた。
「あっ、ご、ごめん!
……市ヶ谷くんは、『ラブ・キャッスル』行かなくて大丈夫?」
「まぁ俺は前に来たとき入ったので大丈夫です。
それより、何かおいしいものでも食べませんか? 腹減っちゃって」
お腹をさすりながら照れ笑いを浮かべる市ヶ谷くん。
私たちは近くの屋台で売っていたポテトを買って、ベンチでつまみながら二人が帰ってくるのを待つことにした。
「そのポテト、チョコレート味ですか? 一口もらっていいですか?」
市ヶ谷くんが私の手の中にあるココア色のポテトにくんくんと鼻を近づける。
「はい、どうぞ」
私がポテトを差し出すと、パクリと一口。「お! うまい!」そういって頬を綻ばせる。
「俺のはキャラメル味です。はい、どうぞ」
市ヶ谷くんがポテトをひとつ摘まんで、私の口元に持ってきた。
ポテトの先に食らい付くと、市ヶ谷くんはちょっと気恥ずかしそうに笑みを浮かべた。
市ヶ谷くんの手がパタパタと視界で揺れて、私は自分がぼんやりと黙り込んでいたことに気が付いた。
「あっ、ご、ごめん!
……市ヶ谷くんは、『ラブ・キャッスル』行かなくて大丈夫?」
「まぁ俺は前に来たとき入ったので大丈夫です。
それより、何かおいしいものでも食べませんか? 腹減っちゃって」
お腹をさすりながら照れ笑いを浮かべる市ヶ谷くん。
私たちは近くの屋台で売っていたポテトを買って、ベンチでつまみながら二人が帰ってくるのを待つことにした。
「そのポテト、チョコレート味ですか? 一口もらっていいですか?」
市ヶ谷くんが私の手の中にあるココア色のポテトにくんくんと鼻を近づける。
「はい、どうぞ」
私がポテトを差し出すと、パクリと一口。「お! うまい!」そういって頬を綻ばせる。
「俺のはキャラメル味です。はい、どうぞ」
市ヶ谷くんがポテトをひとつ摘まんで、私の口元に持ってきた。
ポテトの先に食らい付くと、市ヶ谷くんはちょっと気恥ずかしそうに笑みを浮かべた。