『ココロ彩る恋』を貴方と……
名前を呼ばれて彼のことを意識する。
覗き込む様な目をしている人に、何を言っていいかわからないーーーー
「私と……」
ようやく声を出したら胸が迫ってきた。
「未来を彩ってくれるんですか?」
お互いの暗闇を振り払って、共に生きてくれると言うの?
一生添い遂げてくれて、独りにしないと言ってくれる?
疑問を感じたまま彼のことを凝視する。
こっちを見ている兵藤さんの顔が、綻んでるようにも見えるけど。
(もしかしたら、私の目の錯覚かもしれない……)
夢の中にいるような感覚だった。
何も言わずに微笑む人のことを見つめ、答えが返るのを待つ。
「うん。未来だけじゃなくて現在(いま)もだよ」
擦り寄ってきた人が唇にキスを落とす。
目の中に映る自分が、まだ信じられないような顔をしている。
「疑ってる?」
ココロを読まれたような言葉を言われた。
「疑ってる訳じゃないけど……信じられない……」
正直過ぎる自分に呆れながらもそう言った。
苦笑する芸術家の彼が困った様に聞き返す。
「どうすれば信じられる?」
そう言われたらもう、返す言葉が一つしか無くなり………
「私を愛して下さい!ぎゅっと力強く抱いて誰よりも深く兵藤さんのココロの奥にしまって欲しい!」
胸の中に飛び込んだ。
背中に巻き付けた腕を離さず、力を込めて作務衣を握る。
覗き込む様な目をしている人に、何を言っていいかわからないーーーー
「私と……」
ようやく声を出したら胸が迫ってきた。
「未来を彩ってくれるんですか?」
お互いの暗闇を振り払って、共に生きてくれると言うの?
一生添い遂げてくれて、独りにしないと言ってくれる?
疑問を感じたまま彼のことを凝視する。
こっちを見ている兵藤さんの顔が、綻んでるようにも見えるけど。
(もしかしたら、私の目の錯覚かもしれない……)
夢の中にいるような感覚だった。
何も言わずに微笑む人のことを見つめ、答えが返るのを待つ。
「うん。未来だけじゃなくて現在(いま)もだよ」
擦り寄ってきた人が唇にキスを落とす。
目の中に映る自分が、まだ信じられないような顔をしている。
「疑ってる?」
ココロを読まれたような言葉を言われた。
「疑ってる訳じゃないけど……信じられない……」
正直過ぎる自分に呆れながらもそう言った。
苦笑する芸術家の彼が困った様に聞き返す。
「どうすれば信じられる?」
そう言われたらもう、返す言葉が一つしか無くなり………
「私を愛して下さい!ぎゅっと力強く抱いて誰よりも深く兵藤さんのココロの奥にしまって欲しい!」
胸の中に飛び込んだ。
背中に巻き付けた腕を離さず、力を込めて作務衣を握る。