花奈 ~15日生きた君へ~
それからも花奈の家に遊びに行く日々を続け、数ヶ月が過ぎた。
4月になり、高2になった私たち。
新学期だからクラス替えが行われたんだけど、私と良平は今年も別のクラスになった。
しかも、この学校って3年生の時はクラス替えがないらしい。
つまり、このクラスで残りの2年を過ごすことになる。
「1回も同じクラスになれなかったな」
廊下に貼られた名簿を見ながら、良平が少しさみしそうに言う。
「確かにね。でも放課後一緒にいるからいいんじゃない?クラス違っても不便とか感じないし」
「そっか……花代がそう思うならそうだな」
私の言葉に、良平は少し間を置いてそう言った。