花奈 ~15日生きた君へ~

花奈の家に着くころには、午後7時を過ぎていた。

「夕食にはちょうどいい時間だな」

良平がそう言いながら花奈の家のドアを開ける。

「ごめんくださーい」
「花奈~!」

私たちが呼ぶと、花奈がいつも通り家の奥から走ってくる。
ちなみに今日私たちがケーキを買ってくることは、花奈には言ってない。
要するにサプライズってこと。

「2人とも今日は来ないと思った!だいぶ遅かったね!」

花奈が心配そうにそう言った。
いつもなら午後5時ごろには花奈の家に着くから、確かに今日は遅かった。
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