願 叶



その黒い物体は私の手を突いたあと、天井をぐるぐると回る。



そして、私のの目の前のテーブルへととまった。



「かっ・・カラス?」


真っ黒な羽に光る瞳。



そのカラスは私をじっと見る。



「なっ、何!?」



すると、カーカー鳴きだし私の頭を突く。


「痛い!痛い!!何するの~!?!?」



私は痛すぎてイスから立ち上がりカラスから逃げ回る。




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