人事部の女神さまの憂い

言いながら、朝感じていた物足りなさみたいなのが、何だったのがようやくわかった気がする。

昨日あんな風に言ってくれていたから、やっぱり私は期待しちゃってたんだ、自分は特別なんじゃないかって。

でも、朝になったら、そんなことなんてなくって。それが不満で、不安だったんだ。

「なるほどねー。で、聞いてみた?」

「聞けませんでした・・・」

「だろうねー」と言いながら、頭をなでてくれる。その優しい眼差しにジーンときてしまった。


「でも、好きだなっていうのは、はっきりわかっちゃいました」


< 184 / 471 >

この作品をシェア

pagetop