人事部の女神さまの憂い
「これからですか?家片付いてないんで無理です」
今朝でてきた部屋の状態を思い浮かべつつ、そこまで汚いわけではないもののすぐに人をいれるほど片付いてはいないことを思い出した。
「ニシユリん家が汚かろうが、焼酎飲めるスペースがあれば気にしない。あ、でも俺匂いは気になるんだよ。お前ん家、ゴミくさかったり、湿気臭かったりしないか?」
人の部屋をなんだと思ってるんだ、という発言にイラッとしながら
「そこまで汚くないし、臭くないですよ!失礼な」
と言うと
「じゃあ、問題なし。ほら、早くそれ飲んじまえ。行くぞ」
さっさとお会計と焼酎の受け取りに向かった。
慌てて追いかけつつ、嬉しそうに焼酎のボトルを眺める藤木さんを見てあきらめた。