人事部の女神さまの憂い
気だるい身体を引きずって無理矢理シャワーで覚醒させて、今日のスケジュールを思いだす。
イベント会場に直行だから、いつもより時間にゆとりはあるけど、この身体で1日もつかと心配になってくる。
バスルームからでると、既にシャキっと身なりを整えた柏木さん。
なぜか、いつもしていない黒縁の眼鏡をしていて、それはそれでなんだかかわいく見える。
「メガネ、いいですね」
そういうと
「寝不足がキツくなってきた」
目をシパシパさせている。くすっと笑うと
「何?実はメガネフェチ?ゆりちゃんも、仕事中はエロい感じのメガネしてるもんね。おそろいだ」
上機嫌にからかってくる。