人事部の女神さまの憂い

どうやら前回あっさりとしていたことを気にしていたらしく、名誉挽回とまではいかないものの気合を入れてくれていたらしい。

思わずほっとして

「飽きられたのかと思いました」

本音が漏れてしまった。


すると、がばっと身体が引き離されて

「そんなわけないじゃん」

と言って見下ろされ、口づけがふってきた。

そして

「飽きてなんかないって、ちゃんとわかってもらわないとね」

という言葉で再びスイッチが入ってしまい、結局そのままご飯も食べずに、一晩中柏木さんの名誉挽回に付き合わされた。




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