人事部の女神さまの憂い

「で、何そんな悩んでんだ?」

「うーん。自分の気持ちがわからない、みたいな?」

「昔の女子高生みたいな話方すんなよ」

バカにしたように笑われてイラッとする。

「気持ちは女子高生ですよ」

胸を張ると、アラサーのくせにといって頭を小突かれた。

「で、なんで女子高生みたいなこと悩んでんだ?」

また質問されたけど、今回ばかりは人に頼ったりせずに自分で答えをださないといけない気がする。

「遅い思春期?」茶化して言うと

「じゃあ、早く大人になれよ」と頭をぐしゃぐしゃにかき回された。


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