人事部の女神さまの憂い

「挿れていい?」

聞かれた時には既に意識はぼんやりしていたけど、藤木さんと1つになれるんだと思うと嬉しくて、早く欲しくて

「いっぱいして」って言葉が口から飛び出していた。

一瞬驚いたような藤木さんと視線が重なると

「やべーだろ、それ」

ゆっくりと身体も1つに繋がる。それだけで、きゅーっとお腹の底が締め付けられるような快感があって、もがくように必死で藤木さんの方に腕を伸ばすと、ぎゅっと右手を繋いで、反対の手で優しく頭を撫でてくれた。大好きな藤木さんの手から愛が伝わってくるようで、胸のドキドキを伝えたくてぎゅっと右手を握り返すと

「ほんとやばい。いっぱいしてあげたいんだけど、すぐいっちゃいそう」

苦しそうな藤木さんの声が耳元で聞こえる。その声が色っぽくってゾクゾクして身体が反ってしまうと「ゆり」っていうかすれた言葉。その声とともに急に藤木さんの動きが早くなり、刺激についていっていると、ぎゅっと抱きしめられた。



「ごめん」

そう言って、ゴロンと横になって腕を目の上にのせている。なんか、しょんぼりしててかわいいなと藤木さんの方に身体を向けて頭を撫でてみると

「うわー、ほんとへこむからやめて」

と言われた。


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