人事部の女神さまの憂い
久しぶりのお宅訪問と森伊蔵にワクワクしながら、その日の仕事はなんとか20時には終わらせた。
「香織さん、お先します。一旦うち帰ってからお邪魔しますね」
「了解~私もあとちょっとであがれそう。でも大輔、今日家いるから気にせずピンポンならしちゃって」
「わかりました~」
会社を後にし、駅ナカのワインショップで香織さん好みの、辛口の白ワインを3本ほど調達した。
そのワインを手に、一旦自宅に向かう。
実は、香織さんの家と私の家は最寄り駅が同じで徒歩10分ほど。