くれなゐ症候群
あの、修二くんと、あんな地味な子が?


そう言われているようで、頬がひりひりする。


「・・・最近、おばさんの具合どう?」
ぶっきらぼうに、修二が口をひらく。


「あいかわらず・・・」
口ごもりながらこたえる。
せっかく心配してくれているのに。

「お母さん、修ちゃんに会いたがってて・・・」


かつては、家に泊まりにきたこともある幼なじみなのに。
こんな、ぎこちない会話しか交わせなくなった。


いつから・・・・
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