クールな御曹司の甘いお仕置き
優君は天使からまた悪魔に変貌して、厳しい視線を私に投げる。

……つまり、まさにラブホに連れ込まれそうなところを優君に無事確保されたわけですね。

……最悪。

さっきの甘い雰囲気はどこへやら。

嬉し涙も一瞬で引っ込む。

「……ごめんなさい。優君に恋人が出来たかと思ったら、もうどうでもよくなっちゃって……。反省してます。二度としません」

「二度もされてたまるか。一回噛みついただけじゃ足りないみたいだな」

冷ややかな目で怒り、優君はチラリと私の首筋に目をやる。

私はハッとして首を手で押さえた。

「お願い。噛まないで!本当に反省してるから」
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