アベコベ☆ボーイミーツガール
「目閉じて」

「はあ!?なんでよ!やだ!」

「じゃあ、こっちみてて」

はじめが私の両ほほを挟み、表通りとは真逆の方に向かせる。

なに?表に何があるっての!?


私は力づくで振り向く。






「馬鹿」

はじめの声と一緒に

目の前には


「唯・・・」

唯が、男の人と腕を組んで歩いていた。


私の見たことない顔をして


幸せそうに歩いていた。

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