雨の日は君と。~先輩の香り~





しばらくして離れて起き上がる李月君

そんな李月君を見つめていると

「だから、そんな目で見ないで」


照れたように目をそらす



そして、私も起き上がる


「りーつくんっ?」

少しこっちを向く李月君


「こっち向いて?」

私がそう言うと李月君は
こっちを向いてくれた


その隙をついて私は自分から
触れるだけのキスをした





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