世界はきみに恋をしている。

自分で、顔が熱くなっているのがわかった。
俺、何してんの。てか何言ってんの。


いや、でも、だって____。


再び、ソファで眠るミウに視線を向けて。自分の鼓動がまた早くなるのがわかった。

自分でも抑えられないほど、どうしようもなく、ただ目の前で眠るミウが可愛くて、………可愛くて。


「……だから、俺何言ってんの…」


自分で、この謎の感情に驚く。
可愛いってなんだよ。ちょっとまて。

ミウより可愛い女子なんて、そこら中にいる。ましてやこいつは、こんな小さいくて弱々しい年上だ。見えないけど。


それでも、俺の中から湧いてくるミウに対しての気持ちは、止まることがない。

それに加えて、こんな風に無防備に寝ているのが、俺が男だと認識されていないようで少しばかり腹が立つ。


「……ほんと、柄でもない…」


こんなの俺じゃない。
わかってる。女子にこまったことなんてないし、第一面倒くさいことが嫌いなんだ、俺は。

そんなことを頭では思いながら、
着ていたカーディガンを脱いで、ミウにそっとかぶせた。


___本当に、こんなの、俺の柄じゃない。


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