イクメン作家と恋心?SS~ほのぼの第2話~12/26に『クリスマス』を追加。

窓は、雨のせいでガタガタと鳴っていた。

雷まで鳴り出して……いかにも
肝試しに最適な雰囲気になっていた。

やめて……余計に怖いから。

カーテンの隙間から光るのが見えた。
雷の音が近付いてきている。

『エンジンがかかり……私達は、ホッとしました。
その時でした!!』

キャアアッ~!!と幽霊の顔と悲鳴が
一緒に停電になってしまった。

えぇっ!!?

すると

「うきゃああ~!!」

数秒後に卯月が元気よく雄叫びを上げた。

ビクッ!!

「いやぁぁっ~!!?」

私は、その雄叫びにビックリして悲鳴を上げた。
それは、もう恐怖で泣いてしまう。

「お前ら……うせぇーぞ!?
涼花も卯月も騒ぐな。近所迷惑だ」

先生に叱られてしまった。

だ、だって……卯月が……。

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