優ちゃんに恋して。。

優ちゃんと課長が入ってくると
さらに経理課が賑わった。


朝礼が始まる。。
私は目線を合わせないように
課長の方を見ていた。



「みなさんおはようございます。昨日は私の為に歓迎会をしてくださり有難うございました。今日からよろしくお願いします!」
浅原さんはスーツをビシッと着こなしていた。

昔より何倍もカッコいい。

パチパチパチパチパチパチ....
みんなで歓迎の拍手をした。


続いて課長が話し始めた。

「えーー。今日から浅原くんには私の引き継ぎやらで四六時中、共に行動しているからな!、、風呂も布団も一緒の予定だw」

みんなから笑いが起きた。

「ごほんっ。、、冗談はさて置き、昨日は私の送別会をしてくれてありがとう。
今いる経理課のメンバーは私の冗談に絶対に笑ってくれて感謝している。、とても楽しい仕事ができた。ありがとう。では!今日も一日中よろしくお願いします!」

自然と目頭が熱くなった。
課長、、、。
もう少しで会えなくなって
しまうんですね。

泣くのを抑え、
自分のパソコンの画面をみて
仕事モードに切り替えた。

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