優ちゃんに恋して。。
テーブルに朝食を並べてもらい、
ソファーに2人で座って食べた。

「佐野さんて、、棚下くんと付き合ってるの?」

急に浅原さんが聞いてきた。

「え!?ごほっごほっ!つ、、つ、付き合ってなんかいません!!」

私はおもわずむせてしまった。

「そうなんだw仲良さそうだから」

「同期なんです。。ケンとヒデと紗英は会社に入った時期が同じで、、それで金曜日とか、、チドリに呑みにいってみんなでうちに泊まる事が多いんです。」

「、、うん。なんかこの部屋すごく落ち着くからみんな来たがるのわかるかも。」

笑顔の浅原さんをみてると
何故か私も笑顔になってしまった。

「あははwwそうですかね?w」

「、、、っ////、、、佐野さんていつもナチュラルメイクに1つに髪の毛まとめてるイメージだったけどノーメイクも可愛いし髪の毛おろしても可愛いね。」

部屋がシーンと静かになる。

私は浅原さんの目を見たまま
思考停止状態だった。

とにかく自分でも
顔が真っ赤になっている事がわかり、
心臓もバクバクいってて、
やばい!ダメ!と心の中で
飛び跳ねる感情に何度も言い聞かせた。

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