俺の手が届く範囲にいろ。


「また良い本見つけたら
実月ちゃんに貸すね!」


「っ…ありがとう!わたしも、
おすすめの本があったら
真っ先に航くんに教えるね!」


「さんきゅ!楽しみにしてる」


__キーンコーン…


「チャイムも鳴ったし、
そろそろ教室戻ろうか」


「そうだね!」


そう言って、
わたしたちは図書室を後にした……__

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