チャット恋愛注意報!!(新)


……そう言葉を放ったユージに、YUKIはクスッと笑みを漏らした。

どこか困ったように。 だけど、何故か楽しそうに。



「見送らないね。 見送るわけがない」

「うん」

「しんどい思いをさせるってわかってても、ずっと友達としてそばに居てもらいたい。 そう考えるし、それを実際に言うだろうね」


「……うん」

「で、その話を聞いたユージは、今まで通り友達として残ろうと考える? それとも、聞いた上で なお去ろうとする?」



今度は逆に、YUKIがユージへと問いかける。

視線を合わせる二人を、私はただただ何も言えずに見つめるだけだった。


そして、少しの間のあとユージが言う。



「……俺は残ると思う。 ただし、残るからには なにかしらのアクションを起こすよ」

「サクラを奪う?」

「結果的にはそうなるかもしれないね。 無理矢理に何かをする気はないけど、サクラが俺に恋してくれるように誘導はする」


「ふふっ…なるほど、“サクラと恋人同士の俺”は、一瞬たりとも気が抜けないわけだ」

「……そうだね、 “梅ちゃんと恋人同士の俺”は、一瞬たりとも気を抜かないよ」



……恋人同士、という部分を強調しながら言った二人が、それぞれに笑う。

そしてそのあと、YUKIが私へと視線を移した。


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