チャット恋愛注意報!!(新)
「サクラ。 じゃあ、またね」
「……えっ? あ、うん……」
「夏休みの間はこっちに居るから、近々サクラの家の近くまで行くよ。 俺も、『人がゴミのようだ』って言いたいし」
「……うんっ」
YUKIは小さく笑い、ひらひらと手を振った。
……またね、って言った…よね。
永遠の別れなんかじゃなくて、『またね』って笑いながら、そう言ったよね……。
……またね、YUKI。
YUKIの想いに気付いてなくて、ごめんなさい。
「YUKIっ……」
歩き出したYUKIに、思わず声をかける。
永遠の別れじゃないとしても、今、YUKIと離れるのに間違いはないから……。
ちゃんと、伝えたい言葉が、あったから……。
「……好きって言ってくれてありがとう。 私もYUKIのこと好きだよ。 その『好き』は、友達としての感情だけど……でも、ずっとずっと大好きだからね」
「うん」
私の言葉に頷いたYUKIは、屈託のない笑顔を見せた。
年上なのに子供っぽくて、楽しそうで、嬉しそう。
「ちゃんと気持ちを言えてよかった。 サクラの気持ちも聞けたし、ユージの想いも聞けた。 本当にありがとう。 じゃあ俺、もう行くね」
「……またね?」
「うん、また今度」
ひらひらと手を振ったYUKIは、今度こそ一人で歩き出した。